2026.08.29
企業のYouTubeチャンネルの伸ばし方!少ない再生数でも成果を出すコツ
『BtoB企業の自社がYouTubeを始めて本当に成果が出るのか不安』
『動画を作ることによって、具体的にどういう事業成果に結びつくのかイメージできない』
『他社の成功事例を見ても、自社でどう再現すればいいかイメージが湧かない』
BtoBのマーケティング担当者のなかには、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、BtoBのYouTubeマーケティング戦略について、成果を出すための設計や商談化につながった5つの成功事例、自社で再現する際の手順を解説します。
累計150社以上のYouTube運用支援実績を持つ株式会社アカシア代表の岡本陸哉が、実際の支援現場で成果につながっている判断軸をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
BtoBのYouTubeマーケティングは、単なる認知拡大ではなく、リード獲得・商談化・受注につなげる設計が中心になります。
再生数やバズだけを追うBtoC型の運用方法をそのまま持ち込むと、仮に動画の再生数は伸びたとしても、実際の問い合わせや商談につながらず、事業としての成果は得られません。
BtoBの運用で成果を出すために大切なことは、見込み客に届くコンテンツを作ることと、動画からの問い合わせや商談につなげる導線を設計することです。
ここでは、BtoBにおけるYouTubeマーケティングの定義やBtoCとの運用の違い、そして戦略設計において最初に決めるべき3つの重要ポイントについて解説します。

YouTubeマーケティングとは、単に動画を制作して投稿することではありません。
YouTubeを使って企業の専門性や信頼性、人柄を伝え、最終的に商談や採用につなげる施策全体を指します。
見込み客から「~~といえばA社」というようなブランドイメージ(第一想起)を獲得するには、1回きりの会社紹介や商品紹介動画を投稿して終わるのではなく、継続的に動画を発信することによって「この専門領域=この会社」と認識される状態をつくることが不可欠です。
また、投稿直後の拡散で短期間にアプローチするSNSのような「フロー型」とは本質的に性質が異なります。一度投稿した動画が公開後も、検索や関連動画経由で長期的に見込み顧客を引き寄せ続ける、ストック型のマーケティング資産になる点こそが、BtoB企業における最大の魅力と言えます。

BtoCのYouTube運用は、いかに多くの視聴者に動画を届け、再生数やチャンネル登録者数を伸ばすかが重要な指標となります。
BtoBで有効となるのは、ペルソナを職種や役職、抱えている具体的な課題まで絞り込み、その課題解決に向けた教育コンテンツを発信し、信頼関係を積み上げていく設計です。
企業の意思決定者が求めているのは、エンタメ性のある「面白い動画」ではなく、「自社の課題をどれだけ深く理解し、実際に解決してくれるパートナーかどうか」です。
そのため、再生数や認知だけを追うBtoC向けのバズ企画をそのまま持ち込んでも、動画自体は再生されるかもしれませんが、肝心の意思決定者からの問い合わせや商談・受注には結びつかないのです。
BtoBのYouTube運用において、戦略設計の段階で最初に決めるべきなのは、目的・KPI・導線の3点です。
この3つのポイントに関して、それぞれ自社だけで設定することが難しいと感じる場合は、ぜひ当社(株式会社アカシア)の無料相談をご活用ください。
この3つの方向性を30分間で詳しく提案させていただきます。
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BtoBにおけるYouTubeマーケティングの成功事例に共通するのは、単なる編集技術の高さだけではなく、「誰に何を届け、視聴後にどう行動してもらうか」という戦略設計が明確に構築されている点です。
ここでは、その戦略を確立するために欠かせない、BtoBのYouTubeマーケティングにおける5つの柱を解説します。

まず最初に、再生数やチャンネル登録者数ではなく、問い合わせ数、商談数、採用応募数など、実際の事業成果につながる指標をKPIとして設定しましょう。
当社がこれまでヒアリングを行った限りでは、運用後すぐに撤退してしまう企業は、KPIが曖昧なままスタートし、社内で売上への貢献を評価できず、予算が打ち切られるパターンが多い印象です。
あらかじめ、KPIを売上やリード件数など事業数値に設定しておくことで、「なぜYouTubeを継続するのか」を社内でも説明しやすくなり、再生数が伸びにくい初期段階でも継続的な予算や承認を得やすくなります。
また、KPIと同時に必ず「撤退基準」も設定しておくことが重要です。「半年間の運用で商談獲得が〇件以下なら撤退する」といったように、期間と具体的な数値をあらかじめ定義しておくことで、無駄な予算を消費し続けるリスクを防げます。

BtoBのペルソナ設計で最も重要なのは、具体的な役職や抱えている課題まで掘り下げることです。
同じ業界であっても、経営者・マーケティング責任者・現場リーダーでは、抱える課題が大きく異なります。そのため、狙うターゲットは、1本の動画につき明確な1人に絞りましょう。
運用ルールとして、企画作成時に「この動画は、誰の、どのような課題を解決するためのものか?」を1行で説明できる状態にしておくと、テーマのブレや撮り直し・再編集の手間を大幅に削減でき、対象の視聴者に深く刺さる動画になります。

購買プロセス別のコンテンツ設計とは、1本の動画にすべての情報を詰め込むのではなく、見込み顧客の検討フェーズ(認知・検討・稟議)に合わせて動画の役割を分ける考え方です。
具体的には、各フェーズごとに次のような企画を用意しておくのがおすすめです。
視聴者の検討フェーズに合わせた動画を用意しておくことで、自社に対する理解と信頼を段階的に深く浸透させることができます。
このように、BtoBのYouTubeチャンネルでは、動画1本で完結させようとせず、シリーズ化して段階的に届ける設計が途中離脱を防ぐ鍵となります。

VSEOとは、検索意図に合ったキーワードをタイトル・概要欄・動画内の発言に含め、YouTube内はもちろんGoogleの検索流入を狙う施策です。
BtoBは検索キーワードの候補がBtoCと比べて限定されている分、検索意図の合うキーワードを狙うことで、再生数が少なくても見込客に動画を届けることができます。
また、キーワード対策だけでなく、動画を最後まで視聴したユーザーの離脱を防ぐ導線も重要です。具体的には、概要欄、エンドカード、固定コメントから、問い合わせや資料ダウンロードへスムーズに誘導できる仕組みを整えましょう。
さらに、チャンネル開設前には、効果測定可能な環境も整えておく必要があります。具体的には、問い合わせフォームに流入経路の選択肢を設けるとともに、概要欄のリンクにはUTMパラメータ(WebサイトのURLの末尾に追加し、アクセス解析ツールで流入経路を正確に特定するための文字列)を付けておきましょう。
「どの動画が商談に貢献したか」を定量的に把握できるようにしておくことが、適切な改善を回すための前提条件です。

メディアミックスとは、1本のYouTube動画をSEO記事・note・ショート動画・営業資料へ二次展開し、コンテンツの投資対効果を最大化する戦略設計のことです。
この概念を考慮すると、YouTubeの場合、1本の撮影素材を複数媒体で活用することで、制作工数を増やさずに見込み顧客との接点を何倍にも増やせます。
そこで当社(株式会社アカシア)では、制作した動画の内容をSEO記事やショート動画に変換し、投稿まで一貫対応するサービスも提供しています。
特にnote記事の制作および入稿の場合、1本あたり7,500円(税別)とコストを抑えつつ始められるため、「1つのコンテンツをさらに二次展開して動画資産を活用したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
note執筆サービスの詳しいご案内はこちら
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ここからは、当社(株式会社アカシア)が実際に支援したBtoB企業のYouTubeマーケティング成功事例を4つ紹介します。
どの事例もリード数・受注・利益といった事業KPIと明確なペルソナを描いたことで、着実な成果に結びついているので、自社の業界や商材に近い事例をぜひ参考にしてください。

Webメディア運用支援を行う株式会社アネマの「WEBマーケティングスタジオ by ANEMA」は、将来的な社内内製化を見据えつつ、YouTubeチャンネルの立ち上げから戦略設計・運用までを進めたケースです。
このチャンネルはペルソナを絞り、競合の多いSEOのなかでも専門性の高い発信に特化させた点が特徴的で、開設から半年で登録者は1,000人を突破しました。また、同時期に獲得したリード7件はすべて成約(商談率・成約率100%)に至っています。
このような自社の強みに特化した動画づくりは、リード数自体は少なく見えても、動画を視聴した時点で深い信頼関係が構築されているため、初回商談の段階から双方の認識を円滑にすり合わせることが可能です。
立ち上げの裏側については、下の動画でも詳しく解説しています。

株式会社プロベルのチャンネル「プロベル公式 ー「ホンモノ」と出会うビジネスマッチング」は、各分野のプロフェッショナルである掲載パートナーの魅力を、より分かりやすく、リアルに伝えるための対談動画を公開しています。
同社は、BtoB向けのビジネスマッチングサービスを展開する中、文章や写真だけでは、各社が持つ高度な専門性やビジネスへの熱量、信頼感を訴求しきれないという課題を抱えており、YouTubeチャンネルの開設に至りました。
そこで、対談動画を活用したところ、当初の目的であったマッチングの質の向上だけでなく、社内教育の効率化などの成果も生まれています。
さらに、累計150本の動画を投稿し続けているからこそ、コーポレートサイトには特に手を加えていないにもかかわらず、現在はChatGPTやGeminiといった生成AIにおいて「ビジネスマッチング」や「リード獲得」などのキーワードを入力した際に「プロベル」の社名が挙がるようになりました。

店舗コマース株式会社の代表取締役が出演するチャンネル「くっつー事業用専門の不動産社長」は、不動産仲介や事業用不動産に関する情報を発信しています。
ニッチな業界の経営者にターゲットを絞り、店舗運営者や経営者に向けて、業界のリアルな課題や解決策を継続的に発信する点が特徴的で、運用開始からたった2年で、YouTube経由の利益は5,000万円超に到達しました。
現在は、事業用不動産の仲介というメイン事業の集客だけでなく、FC加盟の集客チャネルとしても機能しています。
情報が少なく、業者に聞きにくい内容を代表自身が解説し続けたことにより、信頼が積み上がった代表例ともいえるでしょう。

SEOコンサルティングを手掛ける株式会社ノックスの「Web集客専門チャンネル」は、Web集客に関する専門ノウハウを継続発信したケースです。このチャンネルでは事業KPIを「法人リード獲得数」に設定し、初期の動画は教育コンテンツに絞って運用しました。
すると、チャンネルを立ち上げてたった1年でYouTube経由の売上は4,000万円規模に到達し、2年目以降は年商1億円超まで拡大しています。
検索意図に沿った解説動画をストックしたことで、時間が経過しても検索ニーズに応える動画として視聴されており、現在も毎月YouTube経由の法人リードを安定して獲得し続けています。

成功事例の裏側には、同じようにYouTube運用を始めても成果につながらない企業が少なくありません。
当社(株式会社アカシア)の支援経験においても、成果が出ない企業には共通する4つの失敗パターンが存在します。
これらの多くは、アカウント立ち上げ前の戦略設計の段階で対策しておくことで、十分に防ぐことができるので、以下でその具体的な施策を知っておきましょう。
BtoC向けのバズを狙った施策を真似することは、BtoB領域において典型的な失敗パターンです。エンタメ性の高い企画は一時的に再生数は伸びるものの、ターゲットである企業の意思決定者層には届きにくく、商談にはつながりません。
この失敗を防ぐためには、企画を立てる前に「誰に情報を届けるのか」というペルソナを役職単位で定義することが重要です。
そして、まずはそのターゲットの業務に直接役立つ教育コンテンツから制作を始め、成果や運用体制に合わせて企画の幅を徐々に広げていく順序が鉄則となります。
「再生が伸びたのに問い合わせがない」という状態は、視聴者の属性と狙いたいターゲット層がずれているサインです。企画の振り幅を広げる前に、誰のための動画を作りたいのかを再確認しましょう。

再生数だけを評価指標にしてしまうことは、BtoBのYouTube運用で特に起きやすい撤退理由です。BtoBはターゲット市場が狭いため、運用初期の3〜6ヶ月は数値が伸びにくく、1本あたりの再生回数が数十回で止まることも珍しくありません。
再生数やチャンネル登録者数だけを社内評価の基準にすると「成果が出ていない」と判定され、予算が削られてしまいます。しかし実は、リード獲得の直前までアプローチできているにもかかわらず、途中で諦めてしまっているケースも中にはあるのです。
これを回避するには、チャンネル開設前に適切な事業KPIと評価期間を設定しておく必要があります。再生数だけで判断するのではなく、中間指標として視聴維持率や概要欄URLのクリック数を追い、隔週で運用を見直すことが大切です。
十分な戦略や企画がないまま、撮影や編集作業から始めてしまうこともよくある失敗です。機材や編集者を選定する前に、誰に何を届けるかというターゲット層とその根拠を明確にしていなければ、どれだけ投稿本数を重ねても、成果は見えづらいでしょう。
実際のところ、YouTube動画における成果の8割は、編集技術ではなく企画と構成の精度で決まるといっても過言ではありません。
そのため、撮影に入る前には、企画シート・構成台本・サムネイル設計書までを作り込むことを運用ルールとして徹底してください。
効果計測の仕組みがない状態も、BtoBのYouTube運用で発生しやすい失敗の1つです。
動画を何本投稿しても「何件の問い合わせがYouTube経由なのか」を定量で答えられなければ、社内へ運用の成果を正しく説明できません。
そのため、初回投稿を行う前に問い合わせフォームへの流入経路選択肢の設置や、概要欄URLへのUTMパラメータ付与を完了させておくことが不可欠です。
再生数が少なくても「YouTube経由で〇件の商談を獲得できた」と数字で語れる状態を作っておくことで、社内での継続判断が極めてスムーズになります。
つまり、BtoB運用において重要なのは、短期的な再生数の多さではなく、成果を正しく測定できる状態にあるかどうかなのです。
自社でYouTubeを運用する際の体制としては、内製・外注・その両者を掛け合わせたハイブリッド型の3つの選択肢があります。
内製する場合、コストを抑えられる反面、企画と編集にかかる工数が大きく、本業を圧迫して途中で投稿が止まりやすい点に注意が必要です。
一方で、外注する場合の一般的な費用相場は月額25万〜70万円程度となり、戦略設計から企画・編集までを一括で委託できます。
その際に予算を抑えるのであれば、「企画と戦略設計は外注し、撮影と出演は自社で行う」というようなハイブリッド型も視野に入るでしょう。
当社(株式会社アカシア)は、成果につながるYouTube運用体制の中核に、各社の独自性にマッチした企画設計や隔週で行うミーティングおよび改善提案があります。
単なる再生数よりも事業成果にコミットし、戦略設計から制作・運用・改善まで一気通貫で支援しているため、「どのようなチャンネルにすべきか分からない」という検討段階から、サポートできます。
また、YouTube運営において最も重要な戦略設計・チャンネル設計・ペルソナ設定にかかる費用を比較的安価で提供しており、YouTube運用を試験運用していきたい企業からも好評です。
当社の提供プランは、貴社の社内リソースや動画の投稿頻度に応じてお選びいただけます。
| プラン | 月額(税抜) | 内容 |
|---|---|---|
| 企画・戦略支援プラン | 20万円 | 月8本の動画企画立案 |
| スタンダードプラン | 40万円 | 月4本(チャンネル運用フルサポート) |
| プレミアムプラン | 70万円 | 月8本(チャンネル運用フルサポート) |
| ウケザラ(買い切り型) | 68万円/108万円 | チャンネル設計+初期動画5本(または10本)を制作 |
特に、チャンネルの型からしっかり構築したいという場合は、YouTube運用を単発で支援する「ウケザラ」がおすすめです。
外注先を選定する際の比較軸については、下の記事でも解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

BtoB領域におけるYouTubeマーケティングは、再生数や登録者数ではなく事業KPIを軸に戦略を設計することが基本です。
ペルソナを役職単位で絞り、購買プロセスに合ったコンテンツをシリーズで発信しながら、VSEOと適切な導線設計によって視聴者を確実にリード獲得へと繋げます。
今回紹介した5つの成功事例に共通しているのも、この「事業成果から逆算して設計する」という考え方です。
実際、当社(株式会社アカシア)の支援先では、他にも次のような成果が出ています。
「自社に合った戦略やチャンネル設計が分からない」という検討初期の段階からでも、ぜひ当社へご相談ください。
予算感に合わせた優先順位の整理や、成果につながりにくい無駄な広告費の削減提案も含め、YouTube運用を開始する前の戦略設計から一気通貫で伴走いたします。
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アカシア 代表・岡本
一方、BtoBにおいては、必ずしも視聴回数を伸ばすことが成果につながるわけではなく、1件あたりの商談・受注単価が大きいため、再生回数が少なくてもターゲット層に届いていれば、十分な費用対効果が得られるという特徴があります。