2026.06.12
noteはマーケティングに活用可能!自社コラムとの違いや運用のコツを解説
最近ウェブ検索で目にすることが増えてきた「note」を自社の発信媒体として活用したいものの、何を参考にすべきか迷っていませんか。
2026年6月にAhrefsが公表した調査によると、「note」は最近、AI検索で引用されている数が多いドメインの上位に位置付けられています。
これを踏まえると、企業がnoteを活用する目的は、今や発信媒体を増やすことによる認知拡大だけではありません。Google検索やAI検索を通じて企業を見つけてもらい、採用や問い合わせにつなげる「ストック型の情報資産」としての価値も高まっています。
そこで本記事では、累計150社以上のコンテンツマーケティング支援に携わり、実際にnoteを通した発信で認知や問い合わせにつなげた実績も持つ株式会社アカシア代表の岡本陸哉が、実際の運用経験も交えながら、企業がnoteを活用し成果につなげる方法を解説します。

出典:5大AIプラットフォームの引用ドメインランキング2026年6月版|Ahrefs
noteは、単に記事を公開して終わるのではなく、Google検索・AI検索・SNSといった複数の経路から潜在的な読者と接点を持てるプラットフォームとして捉えられます。
まずはその理由を、AI検索のトレンドとともに整理していきましょう。
近年、ChatGPTやGeminiをはじめとする生成AIの利用が急速に普及しています。
Ahrefs社が2026年6月に公表した調査によると、日本の主要なAI検索ツール(ChatGPT、Google AIモード、Googleの「AIによる概要」、Perplexity、Microsoft Copilotなどの5つのAIサービス)において、回答内で引用されている数の多いドメインのランキングで「note」は2位にランクインしています。同年4月に行った前回の調査では5位だったことを踏まえると、大きく順位を上げている媒体だといえます。
ちなみに、今回のランキングは1位がYouTube、2位がnote.com、3位が日本語版Wikipediaでした。しかし、1位のYouTube、3位のWikipediaという世界規模の巨大プラットフォームに並び、noteがAIから「日本でトップクラスに信頼できる情報源」として認識されている点は国内で十分に広まっているとは言い切れません。
つまり、2026年8月時点では、企業がnoteの運用を開始することは、従来のGoogle検索やSNSに加え、今後主流になってくるであろう「AI検索」の対応になり、新たな顧客層へリーチできる強力な手段になり得るといえるでしょう。

画像:弊社代表 岡本 公式YouTube(https://www.youtube.com/@yt-marketing-acacia)より
これから企業がコンテンツを蓄積するなら、YouTubeとnoteを連動させる方法も有効です。上記で述べたように、Ahrefs社の同調査では2026年6月時点で、YouTubeがAIに引用されやすいドメインの総合1位、noteが2位でした。
この2つの媒体を比較すると、動画コンテンツが豊富なYouTubeは、話し手の人柄や熱量、商品・現場の様子を視覚的に伝えやすい媒体です。一方、テキストを中心とするnoteは、内容を自分のペースで読み返しやすく、検索キーワードを起点に情報を探す人とも接点を持つことができます。
つまり、1つのテーマに対して動画と記事の両方を制作すれば、異なる顧客層に自社の情報を届けられます。
株式会社アカシアでも、YouTube動画の内容をnote向けに再編集し、Google検索から継続的に読まれる記事として活用しています。新たなテーマを毎回ゼロから企画する必要がないため、更新負荷を抑えながら発信量を増やせる点もメリットです。
具体的な運用方法は、noteはマーケティングに活用可能!自社コラムとの違いや運用のコツを解説でも詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

Ahrefs社をはじめとする近年のAI検索の分析調査では、「AIがどのような情報源を優先的に引用しているのか」が検証されています。
この分析から見えてくる、AIに引用されやすい情報には主に2つの傾向が存在します。そして、noteはそれらのポイントを押さえやすい媒体であるからこそ、AI検索対策の一要素となるのです。
ここからはその2つの傾向についてご紹介します。

1つ目は、note内に具体的なデータに基づく一次情報が豊富に含まれていることです。
AIが回答を生成する際、「情報の正確性」を何よりも重視します。そのため、「いつの時点の情報か(日付の最新性)」や「根拠となる明確な数値」が含まれているページが引用元として選ばれやすくなります。
noteはそのような一次情報を投稿するユーザーが多いプラットフォームである上に、ユーザーがその記事に「いいね」を押したり、他のユーザーへシェアしたりすることも可能です。そのため、自社が実施した調査、顧客支援で得た知見、商品開発の経緯など、発信元だからこそ語れる事実は、noteに掲載しておくことがしておくことが望ましいでしょう。

2つ目は、「〇〇とは」「〇〇の方法」「〇〇の選び方」といった検索キーワードに答える記事タイトルが多い点です。
noteは、一般的なSEO記事と同じように、タイトルや見出しを設定できます。そのため、検索者が知りたい内容に対し、結論、理由、具体例の順でわかりやすく構造化されたテキストは、通常の検索結果のみならず、AIの回答生成にも活用されやすくなるのです。

企業のnote活用事例は複数ありますが、達成したい目的によって記事のテーマや評価指標はやや異なります。そのため、他社の発信内容を表面的にまねるのではなく、まず自社が何を実現したいのかを明確にしましょう。
ブランド認知を目的とする場合は、noteを通じて、商品の機能や価格だけでなく、開発の背景や企業が大切にしている価値観を伝えましょう。広告だけでは伝えにくい企業の世界観をストーリーとして届けることが、プラットフォームを活用する大きな意義と言えます。
具体的な記事テーマとしては、現場の熱量を伝える「社員インタビュー」や「商品開発ストーリー」、「社会課題への取り組み」などが適しています。こうした独自性のある質の高いコンテンツは、読者の深い共感を生み、中長期的なブランドの信頼構築につながるからです。
一方、こうしたカルチャー発信において、企業が陥りがちな罠が「目先のPV(ページビュー)数だけを追ってしまうこと」です。
ブランド認知の本来の目的は、読者の心を動かし、企業に対する愛着を持ってもらうことです。読者が企業のストーリーに深く共感した場合、その行動は単なる記事の閲覧にとどまりません。さらに詳しく知るために企業名や商品名で自発的に検索を行ったり、心を動かされた記事をSNSでシェアしたりするはずです。
したがって、運用の効果を正しく評価するためには、PV数のみを注視するのではなく、読者の具体的なアクションを可視化する必要があります。
具体的には、記事内に挿入した商品リンクへのアクセス数や検索エンジン経由での「企業名・商品名の指名検索数」、「SNSでの言及(シェアやコメント)数」、などをKPI(重要業績評価指標)として設定しましょう。

BtoB企業のnote活用では、実務ノウハウや業界情報を発信し、資料ダウンロードや問い合わせへつなげる方法も有効です。
noteは、文字を主体としたテキストコンテンツのプラットフォームですが、プレスリリースの延長のような無機質な情報発信や、他社でも書けるような表面的な知識の羅列として利用するだけでは、本来の価値を発揮できません。
重要なことは、多くの人に読まれることよりも、課題を抱えている見込み顧客に届けることです。
そして、課題を抱えている見込み顧客の心を動かすためには、読者のリアルな悩みに深く寄り添い、自社だからこそ語れる独自の実体験や知見を、テキストとして丁寧に言語化して描くことが求められます。
実際当社(株式会社アカシア)では、すべてのnote記事において読者の課題を想定し、下のように、それに応じた支援実績をご紹介しています。

このように、記事末尾に資料ダウンロードや無料相談への導線を設置するほか、商談前後に営業担当者が関連するnote記事を案内すれば、顧客の理解を深める補助資料としても活用できます。
その場合、KPIには、資料ダウンロード数や問い合わせ数、商談化数などを設定しましょう。
採用を強化する目的でnoteを活用する際は、求人票だけでは伝えにくい社員の人柄、組織の雰囲気、業務の裏側を記事にしましょう。
候補者が入社後の働き方を具体的に想像できれば、応募意欲の向上だけでなく、入社後のミスマッチ防止にもつながります。

具体的には、社員インタビュー、1日の仕事の流れ、プロジェクトの舞台裏、研修制度などが代表的なテーマです。採用動画としてすでにこのような内容のコンテンツを制作した経験がある場合には、その内容を文字起こしするだけでも完成形に近いものになります。
成果を確かめる際には、応募数に加えて、カジュアル面談数、内定承諾率、候補者による記事閲覧率などをKPIとしても良いでしょう。

ここからは、noteを活用し、企業理解を深めるコンテンツを継続的に発信している5社を紹介します。
テーマごとに記事をシリーズ化し、自社のブランディングにつなげている点が特に参考になるはずです。

メルカリ新卒採用noteでは、社員の仕事内容や入社理由、プロジェクトへの挑戦などを発信しています。「メルカリの未来をつくる仕事」「私たちがメルカリで働く理由」といったマガジンに記事を整理し、採用候補者の関心に応じて整理されていて読み進められる設計です。
特に参考になるのは、社員個人の経験を通じて、仕事内容と企業文化の両方を伝えている点です。採用noteを作る際は、制度の説明だけで終わらせず、「誰が、どのような課題に向き合い、何を感じたのか」まで掘り下げると、候補者が働く姿をイメージしやすくなるでしょう。

KIRIN公式noteは、キリンビール株式会社の取り組みや従業員の想い、暮らしに役立つ情報を発信しています。「働くを語る」「未来を語る」「クラフトビールを語る」など、テーマ別に豊富なマガジンを展開している点が特徴です。
商品を直接訴求するだけではなく、研究者や開発担当者の視点や想い、社会課題に対する取り組みを記事にすることで、企業が大切にしている「世界観」を伝えています。
BtoC企業が顧客に対し、商品への理解や共感を深めたい場合にはぜひ参考にしてみましょう。

大塚製薬株式会社の公式noteでは、健康に役立つ情報、製品に関する豆知識、開発担当者の想い、社員や社内行事などを紹介しています。
「製品まめ知識」「大塚で働く」のように、顧客向け情報と採用・カルチャー情報をマガジン単位で整理しているため、ターゲットを目的のコンテンツへとスムーズに導くことができる設計です。
また、製品の認知だけを狙うのではなく、生活者の疑問に答える記事と開発ストーリーを組み合わせ、企業や商品を身近に感じてもらう記事構成も参考になります。

ライフネット生命保険株式会社の公式noteでは、保険やお金、暮らし、社員、企業活動に関する幅広い情報を発信しています。
保険という商材は専門用語も多く、顧客が比較検討に長い時間をかけるという点が特徴です。このような商材では、顧客の視点に立ち、彼らの「わからない」を解消する記事が信頼形成に役立ちます。
そこで、ライフネット生命保険株式会社のnoteでは「みるみるわかる保険のマガジン」や「だんだんわかるお金のマガジン」、「ライフネット生命人事・採用部屋」など、読者の関心ごとに情報を整理しています。
このように、顧客が抱きやすい疑問に対して解説記事を用意しておくという手法は、不動産業や士業においても参考になる事例といえるでしょう。

当社(株式会社アカシア)では、YouTubeチャンネルに投稿した動画をもとにnote記事を制作しています。動画では流れてしまう情報を文章として整理することで、内容をじっくり比較・検討したい読者に届けることが可能です。
一度丁寧に作り込んだ動画を基にしているので、その内容に見出しを加えてテキストとして再構成するだけで、説得力のある質の高い記事をスムーズに執筆できます。それだけでも月間700〜1,000PVを獲得しており、このnoteがきっかけで問い合わせにつながったこともありました。
当社と同様に、すでに社内に動画、セミナー、営業資料などの既存コンテンツが揃っている企業にとっては、これが最も取り入れやすい方法でしょう。「社内にある動画や資料をオウンドメディアに活かしたい」「質の高い発信を継続する体制が作れない」とお悩みの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
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BtoB企業のnote運用では、不特定多数からの反応を追うよりも、自社の顧客になり得る相手に必要な情報を届けることが重要です。
ここからは、BtoB企業がnoteを活用する際のポイントを、代表的な3つの業種・業界に分けて解説します。
SaaS・IT企業は、最新の業界トレンドや法改正、業務効率化の方法など、顧客の実務に直結するテーマと相性がよい業種です。
具体的な方法として、タイトルや見出しには「〇〇とは」「〇〇する方法」など、読者が検索する言葉を自然に含めましょう。
しかし企業による情報発信において、単に質の高いコンテンツを提供するだけでは具体的なビジネス成果に結びつきにくいのが実情です。そのため成果を出すには、本文で課題解決の方法を示したうえで、記事末尾に関連資料や無料相談へのCTAを設け、情報収集段階の読者を次の行動へ促すことが欠かせません。
士業やコンサル領域などの専門性の高いサービスでは、知識を一方的に示すのではなく、顧客が理解できる言葉へ置き換えて説明することが深い理解につながります。
特に、複雑な制度の解説や現場で陥りがちな「よくある失敗」、そして過去のリアルな「相談事例」を継続的に発信することは、抽象的な専門知識を現実のビジネスシーンへと落とし込むための有効な手段です。
また、商談前に顧客の課題に合ったnote記事を共有しておくと、自社の考え方や支援方針をあらかじめ理解してもらえる可能性が高まります。それにより、商談中の説明時間を短縮し、より具体的な検討に時間を使ったり、成約率が向上したりする点もメリットです。
製造業やインフラ企業は、高い技術力や社会を支える重要な役割を担っている一方で、具体的な仕事内容や職場の雰囲気が社外から見えにくい傾向があります。そのため、noteでは専門的な情報だけでなく、技術を支える人や現場の姿を伝えることがポイントです。
例えば、若手技術者や現場責任者へのインタビュー、製造工程における工夫、品質管理の体制、安全対策、技術開発の背景などを記事にすると、自社の技術力や仕事に対する姿勢を具体的に伝えられます。
また、設備の動きや作業工程、現場の臨場感はYouTubeなどの動画で見せ、noteでは技術の背景や担当者の考え、開発までの経緯を詳しく解説するなど、媒体ごとに役割を分ける方法も有効です。記事の最後に採用ページへのリンクを設置すれば、採用活動にもつなげられます。
一般には知られにくい仕事だからこそ、そこで働く社員や具体的な現場を継続的に発信することが、企業への理解や信頼を深めるきっかけになります。

成果につながっている企業noteには、業種を問わず共通する運用パターンがあります。
運用初期は、認知、リード獲得、採用などから最優先の目的を1つに絞りましょう。目的が明確になれば、読者、記事テーマ、CTAも決めやすくなります。
たとえば、目的を「採用強化」に絞った場合を考えてみましょう。
この場合の想定読者は、「求職者」であり、発信すべきテーマは「現場のリアルな開発ストーリー」や「社内のカルチャーを伝える若手社員インタビュー」などです。CTAは「採用ページへのエントリー」や「カジュアル面談への申し込み」などにすると、自然に次のアクションへと案内する的確な導線が完成します。
PVやフォロワー数も発信内容の振り返りを行う際には必要ですが、それらはあくまで中間指標にすぎません。問い合わせ、資料ダウンロード、応募、指名検索など、最終的な事業成果につながる数値を追うことで、note単体の影響力を正確に測りましょう。
読者が何を知りたくて検索するのかを考え、タイトルや見出しで質問を明確にします。本文は、結論、理由、具体例の順で構成すると内容を理解しやすくなります。
例えば、読者が「SEOとは?」と検索した場合を想像してみてください。
ここで、いきなり自社サービスの紹介から入るのではなく、まずは結論として「SEOとは、検索エンジンで上位表示させるための施策です」と明確な定義を提示します。続いて、その施策が必要な理由や背景を説明し、最後に具体的な対策のやり方を例示する、読者はストレスなく情報を消化することができます。
記事を執筆する際に最も意識すべきことは、自分が書きたい内容を伝えることよりも、まずは「読者のニーズを満たし、悩みを解決する」ということです。自社の話だけを続けるのではなく、読者の疑問に答えることを優先してください。そのうえで自社のデータや経験を加えると、検索やAI検索にも評価される独自性のある記事になります。
noteを制作する際は、記事を単発で終わらせるのではなく、同じテーマで3〜5本のシリーズとして企画・展開することが大切です。特に、これは記事化したいトピックのボリュームが大きい場合に適した手法といえます。
例えば、社内で活用しているプレゼンテーション資料や顧客の事例集などは、そのまま記事に起こそうとすると情報量が多くなってしまい、結局何が言いたいのかが伝わりにくくなってしまう恐れがあります。そこで、シリーズ化することが有効になるのです。
実際、当社(株式会社アカシア)も「【2026年版】企業YouTube支援60ch超のプロが企業YouTubeの勝ち筋を話しました」という30分程度の長尺動画は、noteでは3本の記事に分割し、シリーズ化していました。単純に文字起こしすると1万字をはるかに超えてしまうものも、noteでは複数回に分けて伝える事が可能なのです。

このように関連する情報をシリーズ化して分類しておくことで、読者は迷うことなく関連コンテンツをスムーズにたどることができます。それにより、企業に対するブランドイメージも固まっていきます。
企業が発信するnoteは、検索エンジン、AI検索、そしてSNSの3方向から複合的に流入を獲得する設計が欠かせません。なぜなら、SNS経由での集客は即効性や拡散力がある反面、投稿を停止した途端に流入が途絶えやすい性質を持っているからです。
具体的には、ユーザーの検索意図(キーワード)に的確に答える論理的な構成を土台とし、そこに自社独自のデータや実体験を組み込みます。
その上で、SNSのタイムライン上でユーザーの関心を惹きつけ、記事冒頭に「続きが読みたい」と思わせるフックとなる導入文を設計しておくことで、各プラットフォームの特性を最大限に活かしたミックスメディア戦略を構築できます。
一方で、SNSだけに依存すると、投稿を止めた時点で流入が減りやすくなります。公開直後はSNSで届け、その後はGoogle検索やAI検索から継続的に見つけてもらえる記事を目指しましょう。

noteの記事は、公開して読者を集めるだけでなく、営業・採用・広報などの実務で継続的に活用することが重要です。記事の公開後『誰が、どの場面で、どのように活用できるか』まで想定しておくと、発信した情報が社内のさまざまな業務に役立つコンテンツになります。
例えば、営業担当者が商談の前後に顧客の課題に合った記事を送れば、口頭だけでは伝えきれない専門知識や自社の考え方を補足できます。広報活動では、記事の公開に合わせて社員がSNSで共有する仕組みを整えると、より多くの人に情報を届けやすくなるでしょう。
さらに、noteの記事が継続的に蓄積されていれば、社内教育にも活用できます。例えば、自社の商品やサービスの基礎知識、業界の動向、顧客事例などを記事として残しておけば、新入社員や異動者向けの研修教材として使用できます。
このように、noteは単なる情報発信の場ではなく、営業支援、採用広報、社内教育まで含めたコンテンツ基盤として運用することもできるのです。

最後に、当社が過去に見てきた、note運用のよくある失敗パターンに触れておきます。
BtoB企業のnoteが更新停止に至る主な原因を知り、未然に防げるような体制を構築していきましょう。
質の高いメディアを長期的に運用していくうえで欠かせないのが、ブランドの世界観を統一するための仕組みづくりです。
特に、複数人のチームや外部のパートナーと連携してコンテンツを制作する場合、個人の感覚に頼った属人的な運用をしてしまうと、メディア全体の一貫性や専門性が失われてしまうリスクがあります。
これを防ぐためには、表記ルールや文体のトーン&マナー、記事の基本構成、使用する画像選定の基準などを詳細に言語化した「執筆ガイドライン(マニュアル)」をあらかじめ策定しておくことが重要です。
また、最初はシリーズ3〜5本を企画し、月2本程度など自社のリソースにとって無理のない頻度で継続的に公開する方法がおすすめです。規模が大きくない組織の場合は、経営者個人のnoteを活用し、創業背景や事業への考え、現場で得た経験を発信する選択肢もあります。
実際に弊社(株式会社アカシア)でも、代表である岡本陸哉の名前を前面に出してnoteを活用し、創業の背景や事業にかける想い、現場の最前線で得たリアルな経験(一次情報)を発信しています。
このように、経営者自身の言葉でストーリーを語る手法は、読者からの共感を生み、企業に対する深い信頼を獲得するための強力な武器となります。
新商品やサービスのリリース、社内イベント、受賞実績など、自社の最新情報だけを発信しても、記事が届く相手は既存顧客や、すでに企業を知っている人に限られやすくなります。企業側にとっては重要な情報でも、読者が今知りたいことと一致していなければ、新たな接点の獲得にはつながりません。
この失敗を避けるには、自社が伝えたい情報だけでなく、見込み顧客が抱えている疑問や課題を起点に記事のテーマを設計することが重要です。具体的には「〇〇とは」「〇〇の選び方」「〇〇を成功させる方法」「〇〇で失敗する原因」など、検索されやすい疑問に答える解説記事やハウツー記事を継続的に発信しましょう。
記事内では、冒頭で質問に対する結論を明確に示し、その理由や具体例を順番に説明しましょう。調査日や実施時期、具体的な数値、担当者の経験、顧客事例、施策を選んだ判断理由などの一次情報を盛り込むことも有効です。見出しごとに一つの疑問へ明確に答える構成にすると、読者だけでなくAIにも内容を理解されやすくなるでしょう。

成果を急いで週に何本も公開しようとすると、通常業務との両立が難しくなります。上述したようにまずは月2本など、半年以上続けられる頻度を設定してください。
発信の負担を軽減し、かつ質の高い情報を途切れさせないためには、社内にある既存の「コンテンツ資産」を有効活用するアプローチが不可欠です。過去に実施したセミナー資料や営業資料、SNS投稿などを再編集すれば、毎回ゼロから執筆する負担を減らせます。
特にYouTube動画の内容を文字起こしして記事化する方法は、動画とテキストの両方から検索接点を作れるため効率的です。実際に弊社(株式会社アカシア)でも、徹底的なリサーチをもとに作り込んだYouTube動画を文字起こしすることで、note記事を制作し、成果を上げています。
とはいえ、「動画資産はあるものの、それを読みやすい記事に再編集する社内リソースが足りない」という企業様も少なくありません。
そこで、株式会社アカシアでは、動画の内容をnote向けの記事へ再構成し、入稿まで行うサービス(1本7,500円~)を提供しています。既存のコンテンツ資産を最大限に活かし、負担を抑えつつ新たなメディア構築を目指す企業様は、ぜひ本サービスをご活用ください。

noteは、Google検索、ChatGPTなどによるAI検索、SNS拡散の3方向から流入を取れる見込みがあり、ストック型コンテンツとして長期的な資産になる点が、企業の広報戦略に組み込まれる理由です。
ただし、成果を得るには、読者の疑問に答え、一次情報や実体験を加え、営業・採用などの実務と連動させることが欠かせません。
そこで弊社(株式会社アカシア)は、一時情報が詰まった動画コンテンツをたnote記事へと変換し、入稿作業までを一貫して代行するサービスを1本あたり7,500円~ご用意しています。
「発信したい素材はあるが執筆する時間がない」「YouTube動画を記事として有効活用したい」というお悩みに対して、貴社の現在の取り組みや課題を伺った上でベストな提案をいたしますので、まずはお気軽に30分間の無料オンライン相談をご活用ください。
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