YouTubeのサムネイル作成のコツ5選!クリック率を高めよう

動画配信サービスの画面

YouTubeは、サムネイルが非常に重要です。サムネイルは動画の入口となる部分であるため、サムネイルがクリックされなければ動画を閲覧してもらうことはできません。

クリック率が1%高まるだけで再生回数に大きな影響を及ぼすため、ターゲットに適した魅力的なサムネイルを設定できるようになりましょう。

本記事では、YouTubeのサムネイルのコツを5つ解説するとともに、サムネイルの作り方をご紹介します。また、サムネイルに関するQ&Aも交えてご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

YouTubeはサムネイルが命

動画撮影風景

冒頭でもご説明したとおり、YouTubeはサムネイルが非常に重要です。

YouTubeを伸ばすための変数は複数存在しますが、サムネイルのクリック率は、最も重要視するべき数値と言っても過言ではありません。それは、下記2つの理由が存在するためです。

YouTubeのサムネイルが重要な理由
  • クリック率が高い動画はアルゴリズムで優遇される
  • サムネイルを見ただけでチャンネルが認知される

それぞれ順番に見ていきましょう。

クリック率が高い動画はアルゴリズムで優遇される

サムネイルのクリック率が高い動画は、アルゴリズムで優遇されます。なぜなら、クリック率が高い=視聴者が興味のある動画だと認識されるためです。

加えて、視聴者が興味のある動画だということは、その動画の視聴時間が増えることにも繋がります。YouTubeは、YouTube上に視聴者をできる限り滞在させたいと考えているため、視聴時間(総再生時間)が長い動画を優遇します。

つまり、サムネイルのクリック率が高まって視聴時間が増えれば、それだけYouTubeがおすすめしたい動画になるということです。

サムネイルを見ただけでチャンネルが認知される

実際にサムネイルをクリックしなくても、インプレッションが増えれば認知される機会は増えることになります。サムネイルを見ただけで「あのチャンネルの存在を知っている」ということに繋がり、業界認知度を高めることが可能です。

しかし、魅力的なサムネイルであることが前提です。サムネイルに特徴がなく、魅力的なものでない場合は興味すら湧きません。サムネイルのコツは次の章で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

YouTubeのサムネイルのコツ5選

動画編集作業

YouTubeのサムネイルを作成する際は、下記のコツを意識しましょう。

YouTubeのサムネイルを作成するコツ
  • チャンネル全体でサムネイルを統一する
  • 13文字以内に抑える
  • カタカナと日本語を織り交ぜる
  • 色は最大でも3色まで
  • 「釣りサムネ」を作らない

それぞれ順番に解説します。

チャンネル全体でサムネイルを統一する

サムネイルは、チャンネル全体で統一することが重要です。これは、チャンネルの世界観を作り出すためです。「サムネイルを見ただけでどのようなチャンネルか分かる」という状態が理想であり、色味はもちろん、テイストも統一するようにしましょう。

また、チャンネル全体でサムネイルが統一されていれば、視聴者がチャンネルページに飛んだ際の動画のCTR(クリック率)が高まります。

サムネイルが統一されていないと、視聴者のチャンネルに対する潜在的な信頼度が落ちてしまい、比例してクリック率も落ちてしまいます。

13文字以内に抑える

文字数に関しては諸説あるものの、13文字以内に抑えることが良いとされています。実際に株式会社アカシアが作成するサムネイルも13文字以内に抑えていますが、業界平均以上のクリック率を担保できています。

人間が一度で理解できる文字数には限りがあるため、13文字以内に抑えることを意識しましょう。

カタカナと日本語を織り交ぜる

コピーライティングのテクニックの1つに、カタカナと日本語を織り交ぜることで、クリック率が高まるというものがあります。

これは、YouTubeのサムネイルでも同様です。漢字や平仮名がつらつらと書かれているサムネイルよりも、カタカナと平仮名(漢字)のバランスが良いサムネイルのほうがクリック率が高くなります。

今まで作成したサムネイルが日本語のみの場合、カタカナと日本語のバランスが良いサムネイルに随時変更していくと良いでしょう。

色は最大でも3色まで

サムネイルの色は、最大でも3色までです。色数が増えすぎると目がチカチカしますし、逆にサムネイルを見にくくなってしまいます。

サムネイルが見にくいと、ユーザーは自然と「動画の内容も大したことない」という感情が生まれ、クリック率に大きな影響を及ぼします。基本的には、2色〜3色でサムネイルを作成することが重要です。

「釣りサムネ」を作らない

最後に、釣りサムネを作らないことが非常に大切です。釣りサムネとは、動画の内容を誇張したり、嘘をついたりして作成されたサムネイルのことを指します。

釣りサムネの場合はクリック率が一時的に高まるものの、動画の内容とサムネイルが異なるため、視聴者が早期に動画から離脱する可能性が高いです。

これでは、YouTubeが重要視する視聴維持率(総再生時間)が低下します。つまり、中長期的に動画が伸びることはないため、釣りサムネを作るだけ損をするのは間違いありません。

また、法人としてYouTubeチャンネルを運営する場合、釣りサムネで視聴者を釣ってしまうと、法人自体の信頼性も損なわれます。

チャンネルを中長期的に伸ばし、法人としての信頼性を損ねないためにも、釣りサムネは絶対に避けるようにしましょう。

YouTubeのサムネイルで適切なサイズは?

YouTubeのサムネイルサイズは、公式から「1280px×720px」で推奨されています。

そのため、サムネイルサイズは1280px×720pxで統一するようにしてください。なお、アスペクト比が16:9、画像サイズが2MB以下であれば、1280px×720pxより大きくてもサムネイルとして機能します。

しかし、アスペクト比が16:9以外の場合は画面に黒い帯が表示されるため、動画が見にくくなってしまいます。

後々修正をするという手間を発生させないためにも、1280px×720pxでサムネイルを作成しましょう。

YouTubeのサムネイルの作り方(手順)

パソコンと手

ここからは、YouTubeのサムネイルの作り方(手順)を3ステップに分けて解説します。

YouTubeのサムネイルの作り方
  1. 競合チャンネルを分析する
  2. 再生回数が多い動画のサムネイルの特徴を洗い出す
  3. 自社のチャンネルでも参考にして作る

それぞれ順番に見ていきましょう。

競合チャンネルを分析する

はじめに、競合チャンネルのサムネイルを分析しましょう。代表的な分析項目は下記のとおりです。

  • どのような色味を使っているか
  • 数字をメインに訴求しているか
  • 演者はサムネイルに映っているか
  • 再生回数の多いサムネイルはどういった特徴か

なお、分析項目は上記のとおりですが、良い部分は盗みつつ、色やコピーなどによって自社との差別化を図ることが重要です。

再生回数が多い動画のサムネイルの特徴を洗い出す

上述した分析項目の中でも、特に再生回数の多いサムネイルの特徴を分析しましょう。一概には言えませんが、再生回数が多い=クリック率が高いとも判断できるので、自社のサムネイル作成の参考になります。

一方で、再生回数が少ないサムネイルの特徴も分析し、自社も同じ失敗をしてしまわないようにしましょう。

自社のチャンネルでも参考にして作る

最後に、自社のチャンネルも参考にしてサムネイルを作成します。

重要なのは、テイストやサムネイルの構成は参考にして良いものの、世界観は自社のチャンネル独自のものにすることです。

「あのサムネイルは競合と一緒」と視聴者に思われた場合、その時点で視聴者がチャンネルに対して不信感を抱いたり、クリックされづらくなったりします。

あくまで要素を参考にしつつ、世界観は自社独自のものにすることを意識しましょう。

理想的なYouTubeのサムネイルのクリック率は?

結論から申し上げると、理想的なYouTubeのサムネイルのクリック率は、ジャンルによって異なります。一般的に、エンタメ系と呼ばれるジャンルであれば10%以上、ビジネス系であれば5%以上を目指すと良いでしょう。

ビジネス系で5%のクリック率があれば、100,000インプレッションが発生した場合に、5,000回の再生回数を獲得可能です。

仮に、週1回の月4本投稿であれば月間で20,000回再生、再生回数の0.1%が問い合わせに繋がれば、月に2件のリードを獲得できます。

また、ビジネス系のチャンネルであっても、1本あたりのインプレッションが100万回を超えることもあるので、問い合わせ数は比例して増えていきます。

最終的な導線である問い合わせを取りこぼさないためにも、クリック率を高めることを最重要視しましょう。

YouTubeのサムネイルに関するQ&A

動画編集作業

株式会社アカシアは、YouTubeのサムネイル制作の制作実績が豊富な会社です。過去1,000枚以上のサムネイルを制作してきた経験を基に、よく寄せられるサムネイルのQ&Aを解説します。

YouTubeのサムネイルに関するQ&A
  • 「サムネ映え」は狙ったほうが良い?
  • サムネイルは何色が見やすい?
  • サムネイルは余白を作るべき?
  • ゲーム実況チャンネルのサムネのポイントは?

それぞれ順番に見ていきましょう。

「サムネ映え」は狙ったほうが良い?

結論として、サムネ映えよりも世界観の統一を狙いましょう。

映えるサムネイルは本質的なものではなく、あくまでサムネイルの特徴の1つであるだけです。それよりも、チャンネル全体の世界観を統一したほうがファン化もしやすくなり、チャンネル経由の問い合わせや売上も投稿本数に比例して増えていくでしょう。

しかし、美容系のチャンネルや女性の演者がメインに発信する場合は、サムネ映えを狙ったほうが良いケースもあります。

このあたりは、実績のあるサムネイル制作者と相談しながら進めましょう。

サムネイルは何色が見やすい?

サムネイルの色は、彩度が低い色が見やすいと言われています。彩度が高い色はチカチカしてしまったり、ギラギラした印象を与えてしまったりします。

また、テキストと背景色を被らせないことも重要なポイントです。これらが被ると視認性が悪くなり、クリック率も落ちてしまいます。

サムネイルは余白を作るべき?

チャンネルの世界観や演者によっても異なりますが、基本的にはサムネイルに余白を作るべきです。サムネイルに文字が詰まりすぎていると、視聴者がどの情報が最も重要であるかを理解できなくなります。

また、サムネイルの右下に文字が詰まりすぎていると、動画が何分であるかのタイムバーが見えなくなります。

「短い動画であれば見たい」「長尺の動画のほうが内容が濃い」など、視聴者は動画時間によっても再生するかを判断するため、タイムバーは見えやすいことが望ましいです。

ゲーム実況チャンネルのサムネのポイントは?

ゲーム実況チャンネルのサムネイルでは、下記のポイントを意識しましょう。

  • 何のゲームをしているのかを明確に分かるようにする
  • 文字は少なめ
  • 画で伝えるほうが良い
  • 無駄な情報を取り除く
  • 目を引く実況シーン等をそのまま利用する

ゲーム実況チャンネルの場合、視聴者は「ゲームタイトルに興味があるか」「演者に興味があるか」の2択である場合が多いです。

したがって、これら2つのどちらであるかを分析し、その分析結果に合わせたサムネイルを作成しましょう。

まとめ

本記事では、YouTubeのサムネイルについて解説をしてきました。YouTubeのサムネイルを作成する際は、下記のポイントを意識しましょう。

YouTubeのサムネイルを作成するポイント
  • チャンネル全体でサムネイルを統一する
  • 13文字以内に抑える
  • カタカナと日本語を織り交ぜる
  • 色は最大でも3色まで
  • 「釣りサムネ」を作らない

これらのポイントを意識することで、ターゲットにクリックされやすいサムネイルを作成可能です。また、株式会社アカシアでは、サムネイル単体はもちろん、動画編集とセットでサムネイル作成を提供できます。

相場よりも安価に作成しつつ、チャンネルの成長に繋がるサポートを行いますので、まずはお気軽にご相談ください。

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