【企業向け】YouTubeで高い利益が見込める伸びるジャンル・業種10選

近年、大手企業から中小企業まで、多くの企業がブランディングや売上向上を目的としてYouTubeに参入しています。
実際に、YouTubeで伸びるジャンルに参入したことで、爆発的に再生数を上げて高い利益を残している企業はたくさんあります。
一方で、競合のチャンネルが多かったり、そもそもYouTubeでの需要がないジャンルに参入したことで、質の高い動画を作っても全く利益が残せず撤退した企業が多いのも事実です。
これからYouTubeを始めようと思っている企業は、自社のチャンネルが伸びるジャンルかどうかを見極めてから参入する必要があるでしょう。
そこで本記事では、伸びるジャンルと伸びないジャンルに併せてYouTubeで売上を伸ばす方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
なお、弊社(株式会社アカシア)は、累計150社を超えるYouTube運用の支援のなかで1億円以上を売り上げるチャンネルも運用しています。それらの知見を基にご説明します。
YouTubeで伸びるジャンルを判断する際に、必ず押さえるべきポイント

YouTubeで高い利益を出せる、伸びるジャンルにはいくつか共通点があります。
まずは、YouTubeを始める前に、自社のジャンルが下記4つのポイントを押さえているか確認しましょう。
- ユーザーのニーズと興味があるか
- 競合の強さと勝てる隙間があるか
- クリック率(CTR)を最大化できる「引き」を作れるか
- 顧客単価が高いかどうか
それぞれ詳しく解説します。
ユーザーのニーズと興味があるか
自社のジャンルに十分な視聴者がいることは、伸びるジャンルかどうかを判断する上で重要な基準になります。
なぜなら、どんなに自社のビジネスに情熱を注いでいたとしても、そのジャンルにユーザーが興味を示さなければ再生数は伸びないからです。
ニーズの有無を確認するには、ジャンルのトップ層だけでなく中堅層(登録者1万〜5万人程度)でも安定して1,000回以上の再生数を獲得しているかを指標にしましょう。
リード化に繋がる大まかな水準はtoCなら再生数あたり0.5%〜1%、toBでは0.01%なので、平均再生数が1,000回再生数以上であれば、確実に費用対効果が合うと考えて問題ありません。
さらに、登録者数より再生数が多い動画が頻出しているジャンルは、YouTubeのレコメンド(おすすめ)に乗りやすい「伸びるジャンル」の可能性が高いです。
競合の強さと勝てる隙間があるか
ライバルが少ないかどうかも伸びるジャンルを見極める上で重要です。
なぜなら、競合が多すぎると後発組が上位表示されるまでに膨大な時間と労力がかかるからです。
しかし、飽和しているジャンルでも、切り口を変えることで参入できる可能性もあります。
まずは、同じジャンルの既存の動画が「情報の鮮度が古い」「編集がシンプルすぎる」「属人性が高すぎる」などの弱点を持っていないか分析しましょう。
競合動画よりも質が高い動画を作成できれば、上位表示を狙うことができます。
さらに、海外で流行っている形式にしてみるなど、勝てる隙間を探すと、競合が強くても再生数を稼ぐことが可能です。
クリック率(CTR)を最大化できる「引き」を作れるか
サムネイルやタイトルで視聴者の興味を引きつけられるかどうかも重要な要素になります。
いくら視聴者の興味を引くような内容でも、サムネイルで視覚的にインパクトを与えられるジャンルでなければ再生数は上がりません。
例えば、SNS運用などの情報を扱うジャンルは、サムネイルが「人物と文字」という単調なデザインになりがちです。
物を使ったインパクトがないと、膨大な動画の中に埋もれてしまう上に、ユーザーに怪しい印象を持たれて、クリック率が下がってしまいます。
強い引きが作りづらい場合は、実際の作業風景を映してリアルな姿を見せたり、実績や生活の変化をビフォアフで見せるなどの工夫を施す必要があります。
さらに、視聴者の感情を動かすパワーワードを使いやすいジャンルかどうかも検討することが大事です。
顧客単価が高いかどうか
自社の商品の単価が高いかどうかはYouTubeで利益を残す上で重要な要素です。
数百万〜数千万円以上の顧客単価なら、再生数のアベレージが数百回程度でも、1人の契約が決まれば、十分に売上を立てられます。
もちろん顧客単価が数千〜数万円程度だったとしても、十分な再生数と売上に繋がるジャンルなら参入は可能です。
再生数だけにとらわれず、十分な売上や採用に繋がるかどうかという視点で考えていきましょう。
YouTubeでこれから伸びる狙い目ジャンル一覧

これまで伸びるジャンルを判断する上で、重要なポイントについて解説してきました。
次に、実際にYouTubeで高い利益が見込める伸びるジャンルを10個解説します。
システム開発
システム開発は顧客単価が数千万規模になるため、高い利益を残せる見込みがあります。
なぜなら、システム開発系で伸びている動画は、開発者やエンジニア向けの動画が多いからです。
開発者向けではなく発注者向けの動画を出すことで、競合に勝てる隙間が生まれて集客に繋げることが可能です。
弊社(株式会社アカシア)が運営したチャンネルでも、たったの4ヶ月でエンタープライズの企業様から1,000万円以上の案件を受注した実績があるので、狙い目のジャンルと言えるでしょう。
フランチャイズ開拓
フランチャイズは、サイドビジネス(副業)でやりたい、本業でやりたい、起業したいなど、多くのユーザーのニーズにマッチしているため、YouTubeで伸びやすいジャンルの1つです。
実際、フランチャイズ自体は紹介営業に依存している部分が大きく、紹介で顧客を増やしているケースが多いです。
紹介ベースで成り立っている層に対して、YouTubeで教育や信頼獲得をしていくことで、大きく利益を残すことが可能でしょう。
スピリチュアル
スピリチュアルは、2026年現在トレンドとして市場全体が盛り上がってきているため、かなりニーズがあります。
弊社が運用したチャンネルでも、3ヶ月で1,000万円程の売上を作ることができています。
実際のチャンネルを下記に載せておくので、ぜひYouTube運用の参考にしてください。

クリニック
クリニックもシステム開発と同様に顧客単価が高いため、高い利益を残せる見込みがあります。
特に、医療従事者としての免許や資格を所持した方が、YouTubeヘルス機能に申請する機能が追加されたことで、かなり有利になりました。
ヘルス機能によって得られるメリットは下記の2つです。
- 医療情報パネルの提示: 動画のすぐ下に「資格を持つ医療従事者」である旨のラベルが表示される。視聴者からの信頼度が格段に上がり、クリック率や成約率(来院率)へのポジティブな影響が期待できる。
- 健康情報セクションでの優先表示: YouTubeで健康関連のキーワードが検索された際、認定されたチャンネルの動画が「信頼できる情報源」として専用の棚(セクション)に優先的に表示されやすくなる。

医療系の話は悩みが深刻な方が多いので、問い合わせや公式LINEの登録にも繋がりやすいです。
実際に弊社でも、YouTubeで教育し信頼を獲得して問い合わせに繋がった事例があるため、伸びやすいジャンルと言えるでしょう。
不動産
不動産も切り口次第では、高い利益が見込めるジャンルになります。
不動産自体は、チャンネル数が多く激戦区のため、中長期的に続けても再生数を取ることはかなり難しいでしょう。
しかし、不動産がローカルビジネスであることを踏まえると、確実に勝ち目はあります。
例えば、長野県の物件を探している人は、東京の不動産には聞かないように、地方に特化した発信をすれば、ライバルは格段に減り、問い合わせに繋がりやすいです。
実際に、「らくだ不動産」というチャンネルでは、「北千住」「大井町線」「六本木」「北海道」など、特定の地域に絞った発信をすることで、再生数を伸ばしています。(弊社で運用しているチャンネルではございません)
チャンネルページを載せておくので、気になった方はぜひご覧ください。

ターゲットを絞って、少ない再生数でも視聴者に深く刺さる動画を作って、確実に利益に繋げることがポイントです。
建築
建築系もYouTubeでは伸びやすいジャンルの1つです。
ユーザーの検討期間が長いため、2〜3年かけて「いつも見ている信頼できる専門家」というポジションを築くことが重要になります。
さらに、外壁塗装や雨漏りなどの緊急性の高い状況では第一認知を獲得しているかどうかが勝負になるため、YouTubeはかなり効果的でしょう。
スクール業
スクール業は利益率が高いビジネスモデルで、情報を提供する商品なので、YouTubeとの相性がかなりよく、ユーザーのニーズともマッチしやすいです。
弊社(株式会社アカシア)では、ハンドメイドの講座を売ってるYouTubeチャンネルで登録者数が1万人を超えた実績があります。
実際のチャンネルを載せておくので、ぜひYouTube運用の参考にしてください。

コンサル
コンサル系もスクール同様に利益率が高く、すでにYouTube上で教育済みの見込み客を獲得できるため、高い利益を残せます。
弊社では、SEOコンサル会社のYouTube運用をして、3ヶ月で10件の問い合わせを獲得した事例もあります。

弊社のチャンネルで対談動画を撮っているので、コンサルのYouTube運用の詳細について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
士業
士業も不動産と同様に、ローカルビジネスとして活動すれば、競合性が低く伸ばしやすいジャンルになります。
さらに、一度契約すると3〜10年継続するのが一般的で、解約率も低いため、LTVが高いのが特徴です。
YouTubeで高い信頼を獲得すれば、顧客が積み上がり、中長期的に高い利益を残せるでしょう。
業界特化の採用支援
エンジニアや建設系の鳶職など、1つの業界に特化した採用支援は、他社の採用支援会社と大きく差別化できます。
さらに、専門性のある濃い情報を取りたい層へのニーズが高く、強い信頼を獲得しやすいので、問い合わせにも繋がりやすいでしょう。
YouTubeで避けたほうがいいジャンル一覧

ここまでYouTubeで伸びるジャンルについて解説しました。
一見どのジャンルでも伸びそうに思われるかもしれないですが、実際には、あまり伸びないジャンルがあるのも事実です。
ここからは、YouTubeで避けた方がいいジャンルを3つ紹介します。
業界を問わない採用支援
先ほど業界に特化した採用支援は利益が見込めると話しましたが、業界を問わない採用支援は、ショート動画を中心とした激戦区になっているため、YouTubeは避けた方がいいでしょう。
ユーザーのニーズにはマッチしているものの、それ以上に競合が多く、切り口を工夫しても伸びずらいです。
各種SNS運用代行
Instagram、X、YouTube等の各種SNS運用代行は、チャンネルが飽和しており、新規で伸ばすのはかなり厳しいです。
今から始めても、チャンネルが伸びるには相当な時間と労力がかかるため、高い利益率が見込めないでしょう。
飲食店
飲食店は顧客単価が低いことや、個人経営の店では商圏が狭いことから、お客さんの集客に繋げて利益を作るという観点では、かなり難しいジャンルと言えます。
レシピ動画などは、かなり伸びやすいですが、集客に繋げるのは厳しいでしょう。
YouTubeで再生数が伸びなくても確実に利益を作るコツ
ここまでYouTubeで伸びるジャンルと伸びないジャンルについて解説してきました。
しかし、いくら伸びるジャンルで勝負ができたとしても、最初の1〜3ヶ月は再生数が数百回程度で止まることがほとんどです。
弊社が担当しているチャンネルでも、運用開始1ヶ月目の平均再生数は200〜300回程度にとどまっています。
再生数が伸びてくるのは3ヶ月〜半年後、遅い場合は1年以上かかる場合もあります。
そのため、運用初期は少ない再生数で売上を作ることがポイントです。
実際に、弊社のYouTubeチャンネルは、月1〜2本投稿で月間再生数が約1,000回でも、YouTube経由で年間500万円程の売上を上げています。
弊社のように、少ない再生数でも確実に売上を作るためには、下記の4つを意識して運用してみてください。
・自社の強みを明確にする
・専門性を明示する
・競合動画に満たされていないニーズを見つける
・SEO対策
それぞれ詳しく解説します。
自社の強みを明確にする
自社の強みを明確にすることは、YouTube経由で利益を作るために重要です。
なぜなら、誰にも負けない絶対的な強みは、他社との差別化ポイントになるからです。
実際、弊社のYouTubeチャンネルは、「事業にインパクトを与えること」を一番の強みとして発信しています。
結果として、少ない再生数でも「他のYouTube運用会社と違って事業のことまで考えてくれそう」という理由でご依頼をいただいています。
自社の強みを見つけて発信すれば、少ない再生数でも、ユーザーにインパクトを与えて、お問い合わせに繋げられるでしょう。
専門性を明示する
専門性のある情報(一次情報)を出すことも、利益を作る上で重要なポイントになります。
なぜなら、事例やデータを持っていると信頼性が増して問い合わせに繋がりやすいからです。
さらに、客観的な数値だけではなく、代表者の理念や施策運用の考え方も全面的に押し出していきましょう。
例えば、弊社のチャンネルでは「YouTubeは長い赤字期間をいかに減らすかというゲームだ」と発信しています。
このように、情報の選別や収集はAIがやってくれるからこそ、自社しか持っていないデータや思想を押し出すことが重要です。
自社の理念が伝われば、共感してくれた質の高いお客さんが集まってくるでしょう。
競合動画に満たされていないニーズを見つける
競合チャンネルを出し抜く方法として一番簡単なのは、他の動画よりもいい情報を提供することです。
実際、どんなにいい動画でも視聴者がほしい情報を100%発信しているわけではありません。
競合動画には言及されていない情報を集めて発信することで、自社のジャンルに興味を持っている濃いファンが自然と集まってくるでしょう。
なお、競合動画で発信されてない情報を効率良く集めて発信する方法については、下記の動画で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
SEO対策
YouTubeで事業成果を出す上では、SEO対策も欠かせません。
なぜなら、検索から入ってきたユーザーは、ブラウジング機能や関連動画から流入した視聴者と違って悩みが明確で、見込み顧客となる可能性が高いからです。
そして、SEO対策で最も重要なポイントとなるのが「キーワード選定」です。
よくSEO施策では、タイトルやタグ、概要欄にキーワードを散りばめることが大事だと考える人がいますが、今のYouTubeは、動画内で話している内容や音声をAIが認識して評価しているため、実際はほとんど効果がありません。
SEO対策の9割は、企画・市場調査(リサーチ)段階で決まることを覚えてください。
また、キーワード選定の際は、キーワードプランナーで自社のジャンルを検索して、月間の検索数が10〜100の小さいワードを狙いましょう。
検索数が大きいキーワードは競合が多く、高い順位を取ることが難しいので、始めのうちは避けるべきです。
まずは、少ない検索ボリュームで確実に3〜4位に食い込んで、数百再生を取りましょう。
小さいキーワードで濃い視聴者を獲得できれば、少ない再生数でも問い合わせに繋がる可能性が高くなります。
なお、SEO対策について詳しく知りたい方は、下記の動画をご覧ください。
勝てるジャンル選定がYouTubeの成功を決める
YouTubeでは、高い利益が見込める伸びるジャンルと、利益を出すのが難しいジャンルに分かれているので、運用前に自社のジャンルがYouTubeに適しているのかを見極めることが重要です。
しかし、いくら伸びるジャンルに参入したとしても、はじめの数ヶ月間は再生数がなかなか伸びないので、少ない再生数でも売上を作って赤字期間を少しでも短くすることがポイントになります。
なお、弊社(株式会社アカシア)では、プロのYouTube運用者がYouTubeの運用を一からサポートするサービスを提供しています。
YouTubeを活用して企業的利益を上げたい企業や再生回数を伸ばしたい企業は、ぜひ弊社までお問い合わせください。
